ファーストコンタクト
かつて東京でスポーツライターをしていた時期は、競輪雑誌で定期的にお仕事をさせていただいていたので、自転車トラック競技関連の取材をする機会は頻繁にあった。
ただ、ロードレースに関しては、そういう競技があることは知っていたけど、せいぜい「トラック=短距離、ロード=長距離」程度の認識しかなかった。そして、自転車ロードレースは、自分には縁のない世界だと思っていた。
それが、広島移住から5年、中四国唯一のプロ自転車ロードレースチームで運営スタッフとして働くという、想像もしていなかったご縁が転がり込んできた。
初めてチームと接点を持ったのは、昨シーズン終了後にあった(当時はいつからいつまでがシーズンなのかも知らなかった)、2019年シーズンに向けての契約会。
スーツに身を包んだ選手たちは、すごく華奢に見えた。競輪選手たちはスーツや私服でも脚の太さがハッキリわかる、がっしりムキムキ体系だったので、正直ちょっと驚いた。
しかし翌日、チーム練習を見学させてもらうと、ジャージ(自転車用のピタッとしたウェア)に着替えた選手たちは、やはり脚の筋肉がすごい。そのギャップに再び驚く。さらに、その日は120kmくらい自転車で走ること、それは練習として特別長い距離ではないことを聞いて、三度ビックリ。
なにしろ何も知らないから、その後もあれこれ驚くことばかり。人生折り返したような年齢で、新しいことと出会うワクワクをこんなに味わえるとは。知恵熱が出そうなほど濃い時間を過ごさせていただいて、面白くてしょうがない。
いつか、レースを観ていない人でも手に取るようにわかるような、手に汗を握るようなレース展開記事なんか書けるくらい詳しくなれたらいいなぁ、と思いながら修行を続けている(今はライターではないけど、書ける運営スタッフがいてもいいじゃないかw)。
このファーストコンタクトでの取材をもとに作成した広報誌by超初心者、どうぞご覧あれ。
http://victoirehiroshima.com/rtv_001.pdf
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