神の手

愛車のクランク?あたりから異音がしはじめたのは、2週間ちょっと前。そのうち、左ペダルを踏み込むたびにカツンと小さな衝撃を感じるようになった。

チームの宇都宮遠征に帯同したり、出勤途中にコケてあちこち痛かったり、雨が降ったり…で放置してたけど、ようやく今日、通勤ルート途中にある自転車屋さんに点検&修理をしてもらいに行った。

地元(広島)じゃ有名な自転車屋さんで、いくつも店舗があるらしいけど、ここは本店。スポーツ車(ロードバイクとかクロスバイクとか)の専門フロアもあったりする。

知人から譲り受けた愛車が金沢から届いた時も、ブレーキをはじめ全体のチェックをしてもらって、ライトとか鍵とか空気入れ(仏式バルブというスポーツ車独特のヤツ。使い方も細かくレクチャーしてもらった)とか、必要なものを教わって揃えた。ここで買ったわけでもないのに、何かあって相談すると毎回とても親切で、むちゃくちゃ頼りにしている。


今日も、点検ってどのくらいかかるのかなぁ(時間も費用も)、修理になったら、一体いくらかかるのか…今日は乗って帰れるのか…と不安を抱えて行ったのだが、スポーツ車担当の兄さん、「ちょっと乗りますね」と数メートルほど乗ってみると、おもむろにスパナ的な道具を取り出し、ペダルの付け根のところをキュキュッと締めて、再び数メートル乗って「直りましたよ。ここ、緩んでただけ」。


えぇぇぇぇ〜!そんなスグわかっちゃうもんなの?!?!とビックリしつつ財布を取り出そうとすると「いや、いらないいらない(笑)」。

いろんな意味で、神か…と思った。この人すごい。そしてありがたい。

おかげさまで、音も引っかかる感触もなくなり、超快適♪

私の中で「困ったときのカナガキ」神話がより確固たるものになったことは、言うまでもない。かかりつけ医じゃないけど、自転車に乗る人は、何かあったら頼れる自転車屋さんが必要不可欠だなぁとしみじみ思った。

another day

今日をめいっぱい楽しく、明日はもっと楽しく。 Tomorrow is another day! 超運動音痴のスポーツ好き(観戦専門)。 おさがりのクロスバイクに乗ってみたり、自転車 ロードレースを観てみたりする中で、感じたり気づいたり したことを徒然なるままに書いてゆきます。 written by Mayumi KITANO

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